朝は爽やかに吹き抜ける風が気持ち良いのですが、午後になりますとどこか湿ったジメジメとした空気。
夏の気配をひしひしと感じるようになりました。
まぁ、悪いだけでもないのですがね。
マイコ先生のお好きなトウモロコシやカボチャは夏野菜でございますから…。
「なんだかジメジメするわね」
「そうですな」
「おっと、少しお疲れの様子ね」
「ははは。病み上がりに京都は、少し堪えました」
「そうね。今日はさっぱりとしたものがいいかしら」
「食欲が落ちてますので、ありがたいです」
「作るのは菅なんだから、好きなの作れば良いのよ」
「ははは。そうでしたな」
「作って上げられればいいのでしょうけど…」
「いえいえ。これは私の仕事でございますから」
「そうね。ありがとう」
## おろし素麺
素麺…3束
鶏ガラスープの素…大さじ3
ダイコン…15cmくらい
卵…1個
水…3カップ
下準備…ダイコンをおろす。卵を溶いておく。
1.素麺を茹でて、水で締めます
2.お鍋にお湯を沸かし、鶏ガラスープの素を入れます
3.お鍋の火を止めて、溶き卵を回し入れます。
決してかき混ぜないでください。
4.丼に麺、ダイコンおろし、スープの順で盛り付けます
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「こういうのも良いわね」
「はい。ビタミンも摂れますからな」
「ダイコンおろしの辛味がさっぱりとしてて良いわ」