暖かい日が続きまして、いよいよ春めいて参りました。
桜の開花もありますから、心も自ずとワクワク、フワフワとしたものを感じております。
「春と言えば?」
「魚介でしたら鰆が旬になりますな」
「野菜なら?」
「キャベツや玉ねぎでございましょう。山菜もいろいろと出て参りますな」
「そうなのね」
「どうかなさいましたか?」
「本当に菅はお料理の事ばかりなのね」
「?料理人でございますから」
「出会いの季節とか、新生活とかは無いのね」
「そういうのもありましたな…。それこそ、お嬢様が小学こ…」
「わーっ!!それは、絶対ダメぇ〜」
##春野菜のシチュー
キャベツ…3〜4枚
柔らかいので外側や芯も使いましょう
玉ねぎ…1/2
カボチャ…1/8
春の野菜ではありませんが、マイコ先生がお好きなものなので、使います
フランクフルト…4本
塩コショウ…適量
シチューの素…適量
牛乳…2カップ
1.お鍋に水をはりカットしたカボチャを入れます
火は強火でいいでしょう
2.カボチャに火が通ったらその他の野菜とフランクフルトを入れてフタをします
3.野菜がしんなりとしたところに、塩コショウをして牛乳を入れます
火は中火から弱火で
4.シチューの素を味を見ながら加えます
よくかき混ぜて下さい
5.味が決まれば完成
##
「ほっこりするわね」
「ゆったりと過ごすのも良いですな」
「お母様も帰ったし、久々にゆったりできるわ」
「にきやかになって、良いではありませんか」
「なぁに?菅は二人だけは嫌なのかしら?」
「いえいえ。そんな事はございませんよ」
「ほんとに?」
「本当ですとも」
「信じてあげるわ」
「それはそれは」