ティータイム

「お腹ペッコペコよ〜……」

いつものようにダイニングへお越しになられたおじょ…マイコ先生の動きが止まりました。

「マイコっ!なんてはしたないっ!!」

「おっおっおっ…お母様っ!?」

本日はお屋敷より奥様がお見えになっております。
その事は、マイコ先生には内緒でしたが…あぁ、恨みがましい眼差しが痛いですな。

「菅。もうっ!あなたが甘やかし過ぎるから、マイコがっ!!」

「まぁまぁ。奥様。お嬢様もいらした事ですし、お茶にしましょう」

「お茶っ!はぁ〜。菅のおやつなんて、どれ位ぶりかしら?」

「お正月に帰った時に、さんざん作らせてたじゃない」

「あら、そうだったわね。でも…毎日食べられていた時が懐かしいわ」

「へっへーんだ。菅は何があっても返さないからね」

「えーっ!たまには返しなさいな」

「ダメダメ。あっ!菅の機嫌が良かったのって…むぅっ」

「さぁさぁ。一息入れてください。本日のお茶は、セイロンのオレンジペコーでございます」

「まぁっ!これは?!」

## ブラウニーとストロベリーアイスのカップパフェ

・コーンフレーク
・ブラウニー
・ストロベリーアイス
・カスタードクリーム

1.カップの底にコーンフレークを敷き詰めます。

2.カスタードクリームを適量。

3.ブラウニーを2cm角にカットして、カスタードの上に

4.再びカスタード

5.ストロベリーアイスをお好みで

6.粗みじんにしたブラウニーを散らして完成

※最後にミントの葉やスティックタイプのチョコレートなどを飾っても良いでしょう。

##

「マイコは幸せ者ね」

「菅の料理が毎日食べられるからね」

「はぁっ…あなたは、まだまだ食欲のようね」

「なぁに?美味しいご飯で幸せでいいじゃない」

「それもそうね…それを取られた私は不幸だわ」

「いえいえ。後任の彼の方が腕は確かでございますよ」

「料理バカと人参娘…か」

「なぁに。それ」

「言葉の通りよ。さって、お茶もしたことだし、ネイルしてもらおうかしら」

「残念でした。この後も予約が入ってるんですぅ」

「その予約。私よ」

「へっ?だって…電話番号」

「てへっ☆また、なくしちゃった」

「えーっ!!何台目よ。それになまえ…あーっ!お母様の旧姓!!やられた」

「おほほほほ。ささ、やってやって。東横線沿いで激安と噂のあなたのネイル。見せてもらうわよ」

「はぁ〜い」

お嬢様も奥様には敵わないようですな。

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